新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。吉田
会長の挨拶の中にもありましたように、中小建設業各社は長年の貯えも使い果たし、今年はいよいよ伸るか反るかの岐路に立つような気がいたします。政府も漸 く、デフレ対策として補正予算を提案されました。十分とは言えないまでも公共事業費が計上されております。干天の慈雨となりますかどうか。
補正予算の中に、国交省の施策として、「建設業セーフティネット構築」事業が入っております。この内容を見ますと、建設企業の新分野進出の支援ということが強く感じられます。建設業のみに頼っていては将来は開けないということでしようか。
そこで都中建もこのセーフティネットの事業を可能な限り、実施する予定です。年度末で何かと慌しい時ですが、昨年に引き続き、講習会、研修会等を実施することになると思いますので、皆さんのご協力をお願いいたします。
正月のある業界紙の対談記事の中で、東京都の建設局長さんが「道路事業で道路用地を確保して長く着手できないような所は、地域で活用してもらおうという動 きがありますから、地元中小建設業にも協力してもらえるかも知れません」と発言をされております。中小業者にとってはチャンスであります。効果的な使用、 地元に役立つ方法を提案できないものでしようか。これからは知恵を働かさなければ、何事にも結びつかない時代だと思います。
広報委員長 岡 崎 道 彦