この度、東京都より下記通達がありましたので、お知らせいたします。

平成30年5月24日に公表した「入札契約制度改革の本格実施について」の通知において、中小企業の技術力研鑽の機会を創出し、都の建設業全体の技術力の確保・向上を図ることを目的として、共同企業体の結成を義務化した「技術者育成JV工事」を試行する旨のお知らせょしたところです。

このたび、その試行第3弾として発注する予定の案件が決まりましたので、下記のとおりご案内します。なお、平成30年度は、今後も、土木の業種において「技術者育成モデルJV工事」を発注する予定です。

《試行対象工事》

工事件名 :  石神井川整備工事(その163)

履行場所 : 東京都練馬区石神井台四丁目地内から同区上石神井四丁目地内まで

公表予定時期 :  平成30年11月上旬

工事発注規模 : A03   7億円以上9億円未満

【参考】「技術者育成モデルJV工事」について

1.入札条件 第一順位企業を大企業(中小企業基本法第2条第1項第1号にいう中小企業ではない企業)、第二順位企業を都内の中小企業(中小企業基本法第2条第1項第1号にいう中小企業)とするJVを結成することを入札の条件とします。(本店所在が都内にある中小企業)

2.技術者の配置 第二順位企業の技術者(主任技術者又は担当技術者)に、3か月以上の直接的かつ恒常的な雇用関係にある45歳以下の若手や中堅の技術者を1名以上配置していただきます。

3.育成成果等の確認 2の技術者の育成に係る成果(習得した技術等)、およびその成果の企業内へのフィードバックの取組状況について、報告書を提出していただきます。

4.工事成績評定の加点評価 2の技術者の技術力等の収得・向上等に優良な成果があり、かつその成果が企業内に有効にフィードバックされたことが確認できた場合、「東京都工事成績評定要綱」に基づき、工事成績評定の加点評価を行います。

詳しくは、本案件の入札公表時に、東京都電子調達システムの入札情報サービスにおいてご確認ください。

http://www.e-procurement.metro.tokyo.jp/indexPbi.jsp