先輩インタビュー

先輩インタビュー

「自分が建てた」と胸を張って言える仕事を。

senpai's profile
建設会社勤務
役員/施工管理職(建築)
2017年入社

大学院卒業後、新卒採用で大手建設会社に就職。施工管理として経験を積んだ後、その経験を活かしてより責任のある立場で働きたいと思うように。同じ業界で働く父の背中を見て、自らもおなじ環境で働きたいという思いが強く、転職し現在に至る。

より責任のある立場で現場に携われることが、
中小建設会社で働く魅力のひとつ。

前職では、8年間施工管理職として勤務していました。大手企業の場合、若いうちは大きな現場に入っても、担当工種以外の部分まで把握することが難しく、「全体の流れを理解すること」がなかなかできない。例えば、ある同僚はコンクリート打ちや写真撮影といった同じ作業を1年間続けており、せっかく建設業界で働いているのに、建物全体に携わっている実感が持てない、というのが現実でした。
中小建設会社は若いうちから、工事完了までの全体工程や、工事全体のコストまで、全て自分で意識する必要があり、より責任のある立場で現場に携わることができます。そのように現場全体の流れを把握しながら「建物」を自らの手で建てることができる、これが、中小建設会社で働く大きな魅力だと感じています。

思い返せば、新入社員時代の秋が一番つらかったですね。職人さんへの頼み方が下手で、現場が思い通り進まず自分が作業をせざるを得ないようなことも多く、悪循環でした。現場の変化に気付けないため、1週間先のスケジュールも組めず、周囲に迷惑をかけることもしばしば。先輩のアドバイスを聞きながら、自分の行動を見直し、職人さんとより密に対話をすることで円滑に進むようになりました。今ではその経験を糧に、相手の立場を意識することや対話の機会を作りながら信頼関係を築くことを大切にしています。

地元に根付いた企業だから、
その信頼と期待に応えていきたい。

自社の地元の施主様が多く、竣工引渡し後のアフターケア等を含め、長くお付き合いさせていいただくケースが多いことが、中小建設会社の魅力です。施主様との距離も近く、昔ながらの口コミでお仕事の依頼を受けることもあります。地元の企業として、住民の方に頼られたり、気軽にお声がけいただけたりすることは純粋に嬉しいですね。より深い信頼関係を築けて、人間としての成長につながる環境にいると感じています。

建設業は、就業環境や働き方がまだまだ非効率であり、変えられる部分があると考えています。最近では建設業向けのツール等も増えてきていますが、特に中小建設会社においてはなかなか活用できていないと感じています。関わる業者や職人さんも多く、新技術や新ツールの導入による効率化をいっぺんに進めるには高いハードルが存在します。けれども、規模感が小さい中小企業だからこそトライしやすい面もあります。今後は、周囲を巻き込みながらツール等の活用と業務の改善に取り組んでいく予定です。
就職をお考えの皆さまへメッセージ
自らが中心となって、多くの仲間と大きなものを作りたい!という方は、若いうちから中心的な立場で現場に携われる中小建設会社にぜひ目を向けてもらいたいです。まずはものづくりが好きな方、それから自ら積極的に対話を行いみんなで協力して物事を進めるのが得意な方、知識の吸収・自己研鑽に意欲がある方、お待ちしています!
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